2024年 (令和6年)
12月29日(日)
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午前10:00から
午後 6:00まで

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 画面一面に日常の食事が描かれている絵本『おなかがへった』。家族でハイキングをして、山の上で食べたお弁当。家族で外食したうどん屋さんでの天ぷら定食。おばあちゃんがお彼岸に作ってくれたおはぎ。食事を通してそこにあるのは、家族との大切な時間や思い出。幸せも画面いっぱいに伝わってきます。

 「暮らす」ということが大事。いそがしく、たのしくね。」という、著者の一人・松岡享子さんの言葉が冒頭に添えられている絵本『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』。働き者の、えんどうまめばあさんと、そらまめじいさんは、日々の暮らしを仲良く忙しく過ごしています。庭の畑づくり、草取り、にわとりやうさぎのお世話。とれた野菜でスープを作り、おしりに穴のあいたおじいさんのズボンをおばあさんが布で継ぎ当て。微笑ましい二人の日常は、慎ましく豊かな幸せに満ち溢れています。

 面倒見の良い優しいねえさんは、いつも小さな妹のお世話をしています。二人はいつも一緒。妹が泣いている時は、ねえさんが励まし慰めてくれます。お姉さんが泣いている時、小さな妹ができることとは?姉妹で過ごすかけがえのない幸せなひと時。『ねえさんといもうと』は、成長して大人になってもその強い絆が続いていくであろうと思える絵本です。 MCL編集部(は)

三冊堂659(2024/05/09)