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誰もが学生時代にお世話になったであろう、英語辞典や国語辞典、こうした勉強に欠かせない辞典以外にも、世の中には様々な”ジテン”があふれています。
『事典の小百科』では、そんな様々な事典についてを集めた、いわば事典の事典ともいうべき内容となっています。こんな事典もあるのか～と、目次を見るだけでも面白さを感じられます。
『てにをは辞典』・・・ちょっと変わったタイトルの辞典です。この辞典は、言葉の意味を知るより、言葉の使い方に重点をおいた、ひとつ上の文章表現をめざす「書く人」向きの辞典といえます。250名の作家の作品から、語と語の結びつき60万例を採録しているので、川柳・俳句・短歌・詩作・作詞などのことば探しにも最適です。
微妙に事典とは異なるような感じもするけれど、『現代用語の基礎知識 2024 ことばでつたえる』ではキーパーソンや流行語だけにとどまらず、政治や世界情勢、各種専門分野などあらゆる面から、その年を象徴する言葉たちが集められています。その年がどんな年だったかを知りたい時の、初めの一冊にぴったりです。 ＭＣＬ編集部（有）
三冊堂658（2024/05/02）
