2024年 (令和6年)
5月9日(木)
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午前10:00から
午後 6:00まで

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 多くの名作に登場する猫。猫として登場したり、擬人化されていたり…。どの物語にも共通するのは、猫特有の賢さと気まぐれさ。そして、優しく思いやりに溢れているところ。『人間を幸せにする猫の童話集』は、「長靴をはいた猫」をはじめ、「ブレーメンの音楽隊」など猫が登場するグリム童話や日本の昔話など、猫たちが活躍する物語を集めています。

 世界の名作文学の登場人物が猫だったら・・・?そんなもしもを叶えた『ニャタレー夫人の恋人』。「チャタレイ夫人の恋人」をはじめ、ニャタレー夫人が案内する猫文学12篇。他にも「千夜一夜物語」や「ああ無情」、「山月記」など、名作文学の登場人物がすべて猫!難しそうで距離を置いていた古典文学も、猫が主役なら癒されながら読めそうです。
 文学作品に出てくる言葉には、難しいものも数多くあります。聞いたことはあるけれど、意味を説明するのが難しかったり、なんとなくで意味を理解していたり…。そんな知っていそうで知らないちょっと難しい言葉を猫と一緒に学べる『366日のにゃん言葉』。「走れメロス」や、「吾輩は猫である」など、52人の文豪による174作品から紹介。言葉の意味と猫の写真が絶妙に合っていて、写真集としても楽しめます。 MCL編集部(知)

三冊堂595(2023/2/16)