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2月23日はハルニレの木、10月16日は天に続く道。『365日北海道絶景の旅』は、北海道在住のカメラマンとライターが、道内各地の365の絶景を紹介。2月9日の景色は上士幌町の「ウインターバルーンミーティング」で、北海道限定の季語ともいえる「十勝晴れ」について解説がされています。ダイナミックな写真と気の利いたコメントが絶妙な一冊。
「Every day is a special day!」というサブタイトルのとおり、人類には一日も無駄な日はなかったという視点から、歴史や世界を変えた人物のエピソードを日めくり形式で紹介する『365日物語』。1948年6月8日は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルが全体主義の近未来社会を描いた小説『1984年』を刊行した日ですが、過去にビルマで警察官していたという知られざるこぼれ話にも興味がそそられます。
百字一冊×365冊のブックガイド『遊読365冊』。自分にぴったりとした本を決めようとすることが読書から遠ざかる最大の原因であり、恋人の選択と似て「気がついたら好きになっていた」というのが読書のせいぜいの極意だと述べる著者の選書は、多種多様、多趣多感。気がついたら読みたくなっていた、という本が勢揃いしています。ちなみに、2月(と思われる)の章は「読書は男のケンカだ」というだけあり、骨太の本が並んでいます。 MCL編集部(そ)
三冊堂490(2021/02/04)