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東京では募集しても人がまったく集まらない…どん底のITベンチャー企業社長が取った逆転の策は、徳島県美波町(みなみちょう)へのオフィス移転。そこからすべてが大きく回り始めた。『本社は田舎に限る』は、田舎だから可能な仕事(IT)の合間の”趣味”や”つとめ”で人生を充実させる働き方「半X(エックス)半IT」をきっかけに、いま地方が頭を悩ませている、人口減少対策や空き家対策をビジネスチャンスとした地方創生に取り組み、全国から注目されているIT社長による「にぎやかな過疎の町」のつくり方が分かる一冊です。
「ふるさと納税」で2013年から三年連続で北海道一の実績を上げ、2014年には全国三位となった上士幌町。人口約五千人の過疎の町は、「地方創生」のフロントランナーとしてひた走るまでに奇跡的な飛躍を遂げました。『ふるさと創生 北海道上士幌町のキセキ』では、「ふるさと納税」を足掛かりとした飛躍の軌跡をたどるとともに、先駆的な政策を次々と打ち出し実行に移す町長をはじめ、関係者への取材で明らかになった、持続的な発展を可能にする町づくりに迫ります。
新潟県十日町市の山間部にある雪深い池谷集落。戦後過疎化の一途をたどり、中越地震でも大きな被害を受け廃村の危機に直面したムラが、どのように奇跡の再生を遂げたか?『奇跡の集落』は、 リアルな農山村の実態を伝えるとともに、地域おこし協力隊として池谷集落の再生に関わった後、移住した著者が、実体験を交えて限界集落から脱却していく過程を詳しく紹介しています。後半では、著者が自身の経験に基づいた地域おこしのノウハウをわかりやすく解説しています。多くの自治体が取り組む「地方創生」に一石を投じる一冊です。 MCL編集部(吾)
三冊堂443(2020/03/12)