2024年 (令和6年)
11月24日(日)
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 2億5000万年前から6500万年前のほぼ1億8000万年にわたる中生代は恐竜の時代。地球の気候がじわじわと暑くなり、乾燥していった時代に最初の恐竜が現れ、その後よく茂った森林が地球のほとんどの地域に分布をひろげた時代に繁栄しましたが、再び気候が寒冷化し大量絶滅が起こり消滅しました。恐竜と現生動物の祖先をふくむ180種以上を、CG画像などで生き生きとしたかつての姿を表現しています。分類や大きさなど、豊富な情報がひと目でわかる『恐竜博物図鑑』

 フロリダ州メリット島のハマヒメドリは1987年に絶滅しました。殺したのは人間による生活改善の努力でした。捕って食べたり巣を破壊しなくても、この小さな鳥の住む島の生態系に手を加えたことで殺してしまったのです。カタツムリから食虫植物、オオカミ、アメリカシロヅルまで、69種の絶滅危惧種を収めた写真集『ナショナルジオグラフィックの絶滅危惧種写真集』。それぞれの種の現在の個体数や、生存を脅かしている要因などの説明も添えられています。

 地球上に存在した「人類」は、我々ホモサピエンスだけではない。ホモサピエンスがアフリカを出た時点では、人類はまだすごく多様で、各地にネアンデルタール人をはじめとする旧人がいて、東南アジアの島嶼(とうしょ)部には原人もいました。彼らはなぜ滅んだのか。我々はなぜ生き残ったのか。「我々とは何か」の答えを追い続けた著者が、アジア人類進化学の第一人者に導かれて出会った衝撃の仮説とは? 『我々はなぜ我々だけなのか』は、知的興奮に満ちた新しい人類学の世界に私たちを誘います。 MCL編集部(紀)

三冊堂424(2019/10/31)