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基本の玄米の炊き方に始まり、野菜を中心としたおかず、白砂糖を使わないお菓子まで、マクロビオティックの料理の基本を体系的に学べる『からだをととのえる季節の野菜レシピ帖』。季節の移り変わりで起こる体調不良などへの手当て法も紹介されています。いろとりどりの四季のレシピに加え、巻末にはおすすめの食材集も掲載されており即戦力になる一冊です。
子どもはもちろん大人もときどき無性に頬張りたくなる揚げ物。油の処理や油の繰り返し利用による酸化の問題などから、家庭での揚げ物は少なくなったように感じます。そんなデメリットをメリットに変える1冊が『1/5の油で5倍おいしい!フライパンでラクちん揚げもの』。本書が紹介する「フライパンでのラクちん揚げ」は、なんと5つのメリットがあるといいます。油が1/5でお財布にも優しく経済的であったり、油も一回限りの使い切りでおいしく健康的で、あぶらの処理もペーパータオル3枚で拭き取れるほどの手軽さなど、家で揚げたてを食べたくなるレシピもたくさん掲載されています。
日々食べているものが、人の体と心を作っています。ロハスという言葉は「健康であること」と「地球の自然環境を維持すること」を大切にしてゆったりとナチュラルに生きるライフスタイルのことを指しますが、筆者がこの言葉と出会う前に12年間実践してきた食生活と暮らしそのものが、まさに『ロハスな食卓』だったのです。掲載されている自然と健康をテーマにしたレシピは野菜たっぷりの和食が中心ですが、イタリアンや中華も盛り込まれているので、心と体が元気で幸せになる食卓になること請け合いです。 MCL編集部(し)
三冊堂419(2019/09/26)