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家庭料理に多大な影響を与えた著者が、「人生と食」「女性と家庭料理」など、食との向き合い方を語る『小林カツ代の日常茶飯食の思想』。第二章には、小林家の料理哲学と題し、著者と料理研究家の息子ケンタロウさんのキッチン対談を収録。いちばん大切なのは何よりも「食べる」ことで、体が喜び、体が欲しがるおいしいものを食べようと勧めています。生きるために大切な食事を見つめ直すきっかけとなる一冊です。
描かれた衣服から、名画の知られざる魅力と秘密を明らかにする『ファッションから名画を読む』。「青いターバンの少女」や「モナ・リザ」などといった有名な作品も、「装い」に目を向ければ、画家の情熱や作品のモデルになった者の誇り、時代の輝きなどを感じることができます。服飾・美術研究の第一人者の解説で、視点を変えた絵画の楽しみが分かる一冊です。
魅惑の山の世界へ導く「山登り」入門図鑑、『ときめくヤマノボリ図鑑』。「彩雲」「樹林」などの山の素敵な現象や風景、生き物などをカタログ形式で紹介しています。山の世界に興味を持つ人が増えてきているいま、本書が山に興味を持つ入口となれたら嬉しいという著者。本書を読むと、山の魅力に気付くことができ、興味を持つこと間違いなしです。 MCL編集部(あ)
三冊堂420(2019/10/03)