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12月は脱スパイクタイヤ運動推進月間です。日本では昭和から平成の初期にかけ積雪寒冷地域において、スパイクタイヤによる大気汚染が深刻な環境汚染問題でした。『トコトンやさしい環境汚染の本』は、日本の公害問題の始まりと言われる足尾銅山の鉱毒問題や中国の大気汚染問題などの環境汚染問題について、原因や対策法の概要、汚染物質ごとの測定法までをわかりやすく解説。また、身近にできる具体的な対策として、冷暖房の適正温度設定、ゴミの減量、エコドライブなどが紹介されています。環境問題について考えるきっかけをくれる１冊です。
積雪寒冷地域において、靴や杖に使用されるスパイクは、凍結路面での転倒事故防止に有効です。滑る転ぶを防ぐヒントを面白い十七文字の転倒予防川柳として紹介した『五七五転ばぬ先の知恵ことば』。「滑り止め つけておきたい 口と足」「憧れの 人の前だけ 杖隠し」「つまづいた むかしは恋で いま段差」など滑稽な姿が目に浮かぶクスッと笑える転倒予防川柳が２４６作品紹介されています。川柳にぴったりの可愛らしい挿絵にも注目です！
スパイクタイヤは、スケートリンクのように凍結したアイスバーンで活躍します。スケートリンクで大活躍した浅田真央さんがソチ五輪に向かって努力を重ねた３年間の軌跡を追った『「浅田真央そして、その瞬間へ」』。天才と呼ばれた浅田さんが、様々な困難にぶつかりながらもフィギュアスケートに対し常に真摯な姿勢で挑み、見事ソチ五輪の代表を掴み演じた「伝説のフリー」と呼ばれた活躍が綴られています。日本中の期待を一心に背負い大活躍した稀代のスケーター浅田真央さんの偉大さが分かる１冊です。 ＭＣＬ編集部（こうた）
三冊堂326 (2017/12/14)
