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創業から100年を経過した店からあと数年で100年を迎える店を対象として、100年という基準にして長く続いてきた店の長生きの意味と理由を追及した『にっぽん全国百年食堂』。おいしいから、顧客が離れず、幾代にもわたり店が続いてきたこともさることながら、親子代々続けているうちに百年たっていたなんてことや、本当はやりたいことがあったが、家業を継がなくてはならず青春は厨房の中だった、青春を返してくださいなども・・・。全国42軒の食堂で一番のメニューだけでなく、気になったメニューも食し、紹介してます。あなたの好みのお店探してみては?
ここは佃大通りに面した「はじめ食堂」。昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており姑の一子と嫁の二三が仲良く切り盛りしている。メニューは、オムライス、海老フライ、コロッケ、焼魚、おでん、ニラ玉、冷や汁・・・・・。高級食材ではなく、普通の定食メニューが二人の手作りすることで、何倍もおいしくなってしまう。仕事の問題、悩みも、大変なことはあるけれど、「はじめ食堂」で財布にやさしく、美味しい料理を頂けば明日の元気が湧いてくる、心温まる『食堂のおばちゃん』の物語。
日本全国オイシイ大衆食堂のガイドや究極の定食を追い求めたものではなく、大衆食堂のある生活を楽しむためのガイドである。上京者は、大衆食堂の味を「おふくろの味」「ふるさとの味」と表現するが・・・。消えてしまった故郷に最も近い場所。数々の食堂をめぐり、その魅力、愉しみ方、食べる快楽を紹介した『大衆食堂パラダイス!』。皆さん気取らず、力強く飯を食べよう! MCL編集部(史)
三冊堂298 (2017/06/01)