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著者の言う『手抜き力』とは、“ムダ手抜き力”のこと。不要な手間や、ムダな時間を省くことで、ストレスが解消され、貴重な時間を生み出すことができるのだそうです。日々ムダが多いと自覚する自分にズキっとささります。仕事や生活の中で、ムダを生み出す一番の原因は、「的外れ」にあると著者は言いいます。最小限の労力で、最大限の結果を出すためのノウハウが詰まった一冊です。
早起きできない「朝弱い病」、時間にルーズな「時間を守れない病」、めんどくさいから先のばししてしまう「先のばし病」、メリハリのない「ダラダラ病」、変なこだわりを持った「完全無欠病」。５つのめんどくさがり病の処方箋をわかりやすく解説してくれる『めんどくさがりでもうまくいく時間術』。便利なアプリや文具も多数紹介しています。
トミー・ナマケンボの右に出るめんどくさがりはきっといないでしょう。なぜって、トミーが住んでいる家は、すべて電気じかけで、朝起きるのも、お風呂も、歯磨きも、着替えも、食事もぜ～～んぶ機械がやってくれるんです。トミーが、一日で唯一することと言えば、長い階段を上って、その先にあるすてきなすてきなベッドにたどり着くことだけ。ところが、そんな電気じかけの家の機械が誤作動を起こしてしまったら・・・。それもいつもと逆の動きを始めたとしたら・・・。『ものぐさトミー』が、すっかり心を入れ替えようと思うのですから、よっぽどのことが起きたんでしょうね。笑 ＭＣＬ編集部（ふ）
三冊堂272 (2016/12/01)
