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3月26日、北海道新幹線が開業。北海道と本州の新しいつながりの幕が開きます。北海道新幹線用車両「H5系」の列車名は「はやぶさ」と「はやて」。列車の名前や愛称で、しりとり遊びができる写真絵本『でんしゃのしりとり』。はじまりの『は』が「はやぶさ」。最後の「ん」でおわる「ろくもん」まで、84台の列車が大きな写真と解説付きで登場します。列車の名前を通じてことばの世界を広げながら、遊び感覚で、ひらがなに親しむことができます。
友達との距離を縮めるため、望んだ夢に近づくため、インターネットやケータイを活用し、多くの経験を積み、成長していく「未空、真実、結芽、響」の4人の少女のきらめく友情物語『空を泳ぐ夢をみた』。接続する道具と通信の環境さえあれば、どこにいても世界中の情報や利用者とつながるインターネット。ネットの怖さよりも、うまく使えばいろいろな可能性が広がるという希望が描かれています。
言葉は人と人とをつなぐ大切なもの。語り尽くせない思いを短い言葉に託す『1秒の言葉』。「はじめまして」に一生のときめきを感じ、「ありがとう」に人のやさしさを知る。「がんばって」に勇気がよみがり、「おめでとう」に幸せがあふれる。「ごめんなさい」に人の弱さが見え、「さようなら」が一生の別れになるときがある。1秒に喜び、一秒に泣く。一所懸命、1秒。人は生きる。一秒たらずの短い言葉が、相手の心や態度を変える、ひょっとしたら相手の人生を変えてしまうかもしれない・・・・。言葉の重みを知ると、心の器が広がる。著者が撮影した銀塩写真(ぎんえんしゃしん)も味があります。 MCL編集部(敬昌)
三冊堂236 (2016/03/24)