2024年 (令和6年)
5月12日(日)
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 耳が聞こえないのに、唇を読むことで4カ国語をマスターした女性スーリン。親に捨てられ、聴覚を失った子ども時代から、世界一周旅行を経て、30歳で外資系一流企業に就職し、変わり種キャリアウーマンになるまでを書いた『耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由』。障害があったって、自分自身の人生だ、精いっぱい色々なことをやってみよう!そうすれば、道は開けていく。

 「ゴールがもしあるのなら、3しか使わずに行くより、ボクはめいいっぱいの10の時間を使って辿り着きたい。そう思うようになったのは事故に遭った‟おかげ„だ。」(本著より引用) 言葉も動きも拙くたって、与えられた役の人生は生きられる。「高次脳機能障害」というハンディキャップを背負った若手俳優・柳浩太郎の挫折と挑戦の実話を綴った『障害役者』。自分自身の努力と周りの協力があれば夢は叶う。ボクは、障害者であっても、夢をあきらめない-。
 5年3組の担任としてやってきたのは、手と足がない先生、赤尾慎之介。個性豊かな28人の子どもたちといっしょに、泣いたり笑ったりの1年間が始まる-。手と足がない赤尾先生だからこそ教えられた教え。「みんなちがって、みんないい」、だから『だいじょうぶ3組』。障害者としての生活体験を綴った「五体不満足」を執筆した著者の小学校教員の体験から生まれた小説です。 MCL編集部(実)

三冊堂229号 (2016/02/04)