昨年の誕生日についに大台にのってしまいました。なんだか疲れがとれないなど「プチ不調」が気になるようになったのも最近のコト。年齢とともに変わっていく自分の体や暮らしを、見つめ直す必要があると感じ始めていたこの春。『40歳からの心と体メンテナンスBOOK』は、私にとって実にタイムリーな本でした。無理をしすぎず適度に自分をいたわるところが、私向き。「手抜き」を楽しむ余裕を持てる大人に－。というのが、特にいいです。肩の力をすっと抜いて、「年をとったから、やらなきゃ」ではなく、「やってみよう」という前向きな気持ちでいると、楽しく年をとっていける気がします。
気を抜くと、すぐに散らかってしまうリビング。片づけてもまた、すぐ元通りに。わが家がすぐに散らかってしまう最大の原因は、“モノであふれているから”。「お気に入りのマグカップは使わずに、普段使いには粗品のマグカップ」など、自分に当てはまることにドキッとしながら、読了。いつか片づけようと思いながら、手がつけられないでいるモノたち。心の片隅で「片づけなくちゃ」と気にかけている状態がなくなったら、どんなにスッキリするでしょう。これは、はじめるしかありません。『断捨離』。まずは、達成感の得られる小さな場所からー。
先日、テレビで放送していた冷凍術のアレコレ。いつもなら、「めんどうくさいな」と思ってしまうのですが、料理の合間に、ちょっと多めにネギを切って冷凍しておく…など、これなら私でもできそうと、早速晩ご飯の支度の時に、ちょっぴり試してみました。料理の延長で、その日使った野菜を切って、水分を切り、保存袋に入れて、冷凍。それだけ。すると、翌日のご飯作りが少しラクになったんです。これはいいぞと、色々な食材の冷凍法を知りたくなりました。『史上最ラクフリージング大革命』は、まさに私が知りたかった野菜をザクザク切って、冷凍するだけの「ダイレクトフリージング」。凍ったまま調理するレシピが食材毎に載っているので、とっても便利です。まだまだ冷凍初心者の私ですが、暮らしをラクにする工夫は、どんどん取り入れて日々の生活を少しでも快適に過ごしたいと思います。 MCL編集部 （ふ）
三冊堂185号 (2015/04/02)
