「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」国民の祝日として、2016年から新しく施行されることになった「山の日」。夏休みや、お盆休みとあわせて、“山へ”のレジャーが楽しくなりそうですね。山を舞台とした小説といえばこの本。山奥の山奥のそのまた山奥の山とともに生きる林業の村、神去村を舞台とした青春小説です。村に残る不思議な習慣や祭りなどがとても丹念に描かれています。林業を通して、どんどん成長していく主人公・勇気にもご注目。タイトルの「なあなあ」とは「ゆっくりのんびり行こう」という意味。今、現代を生きる私たちにとって必要な言葉だなあと感じます。 MCL編集部 (ふ)
今日の一冊0595号 (2014/08/11)
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8月10日は日本心臓財団と当時の厚生省が1985年に「ハー(8)ト(10)」の語呂合せから「健康ハートの日」と制定しました。「病気がわかる事典 家庭の医学」では、「病気になった際は医師と患者との協同作業により有効な医療が成就されることを互いに認識する必要があります。」と力強い言葉ではじまり、心臓病を含めた約1400の病名について「原因」、「症状」、「治療」の順で解説。気になる症状から疑わしい病気がわかる一覧表が参考になります。医師の指導で予防可能な心臓病です。発症リスクの上がる冬が来る前に読んでみてはいかがでしょうか。 MCL編集部 (こうた)
今日の一冊0594号 (2014/08/10)
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8月9日はトーベ・ヤンソンの誕生日で、トーベ・ヤンソン作の「ムーミン」を記念する「ムーミンの日」です。『ムーミン谷の名言集』は、ムーミン谷から集めてきた引用文たちが挿絵とともに紹介されています。ちょっと笑っちゃう副題は、“失敗からうまれる生活の知恵”って感じがする名前にしたいなと思って付けたのだとか。ムーミンの故郷、森と湖の国・フィンランドに思いを馳せながらページをめくれば、身につまされたり、ふきだしそうになったり。「すべて楽しいことは、お腹にいいのですよ!」(ムーミンママ)「だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は、得られないんだよ」(スナフキン)。ウーン、なるほど、なるほど。 MCL編集部 (紀)
今日の一冊0593号 (2014/08/09)
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