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1948年の今日、アメリカ・ベル研究所のウィリアム・ショックレー、ジョン・バーディーン、ウォルター・ブラッテンが発明した「トランジスタ」が初めて公開されました。
1946年に初めてコンピュータが誕生し、当時のコンピュータには「真空管」という部品が使われていました。コンピュータの誕生は画期的なものでしたが、部品に使われていた真空管は消費電力が大きく、故障しやすいという欠点がありました。それに代わる部品の開発を手掛けたのがショックレーたち3人でした。トランジスタの開発によりコンピュータやラジオなどの電子機器が小型化し、長寿命で消費電力が小さいなどの利点もあり急速に普及します。トランジスタの発明からIC(集積回路)の発明へとつながり、今日私たちが使っているパソコンやICカードの部品として使われ、私たちの生活が便利になっています。 MCL編集部(修)
今日の一冊0918 (2015/06/30)