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今日は、「国際博物館の日」。国際博物館会議(ICOM)が1977年に制定しました。
2012年秋、東京都新宿区の工事現場で、大量の縄文人骨が出土。まさか、東京のど真ん中で!と、大変注目を集めました。東京では、これまでにも縄文時代の人骨がたくさんみつかっていますが、貝塚以外の場所でみつかったことは一度もありませんでした。埋葬されたままで、しかも体全体が残っている状態で発掘されたことは、まさに奇跡。発掘された人骨は、東京縄文人とされ、細々になっていた人骨の復願作業が始まるのですが、それが、実に素晴らしく面白いんです!!東京縄文人が、どんな顔をして、どんな暮らしをしていたのか、人骨をたどることで、明らかになっていきます。今は、高層マンションがそびえ立つ土地の下に、何千年も前に生きた人たちの痕跡が眠っていると思うと、太古のロマンを感じます。 MCL編集部 (ふ)
今日の一冊0875 (2015/05/18)