2024年 (令和6年)
5月19日(日)
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 昔から日本酒を飲む場面として、豊穣祈願の際や神社などで振る舞われる日本酒は現在でも「お神酒(みき)」といわれ、日本酒と神事は今も深くかかわっています。日本では、正月、結婚といった祝い事に日本酒は欠かすことはなく、日本古来の行事と日本酒も、神事と同様に切っても切れない関係にあります。「日本酒」は「米・米麹・水」の3つを原料とし、アルコール発酵させたものでありますが、『すがたをかえるたべものしゃしんえほん 18 日本酒ができるまで』は、その製造工程を写真付き分かりやすく解説しています。

 私も、ご覧になっている皆様も、たくさんお酒を飲んだ後にお味噌汁を飲むと、いつもよりおいしいと感じるがあるかと・・・。調べると、お味噌汁はアルコールを飲んで失われた水分を補給するのに向いており、味噌汁には塩分も含まれているので、効率よく不足した水分や塩分などのミネラルを補えるメリットがあります。『二十四節気のお味噌汁』では、「味噌汁は朝の毒消し」「味噌汁一杯三千里の力」などのことわざにもあるように、二十四節気の旬な食材を使用したお味噌汁をご紹介しています。日本人には欠かせない、世界が注目する「お味噌汁」の魅力を確認してみてはいかがでしょうか。
 『名医が教える飲酒の科学 一生健康で飲むための必修講義』では、お酒の大好きな著者が、序文で「コロナ禍は、人類に対し、酒との付き合い方についても再考をせまってきているのである」と納得のいく表現をしています。これまでテレビ等で得た知識で上手な飲み方をされいるかもしれませんが、アフターコロナにおいて、改めて失敗しない飲み方、飲み方で差が出る病気のことなど、知識の再構築のため、ぜひこの一冊を読んでみてください。 MCL編集部(夢)

三冊堂622(2023/08/24)