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マラソンの日。紀元前450年のこの日、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのをアテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退。フェイディピデスという兵士が伝令となり、アテネの城門まで走りついてアテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。1896年にアテネで第１回オリンピックが開かれるに当たり、この故事を偲んでマラトンからアテネ競技場までの競走が加えられ、初めてのマラソン競走が行われました。
「走る奴なんて馬鹿だ。素人がただ長距離を走っていて何が楽しいのだろう。」そう思ってしまうほどに運動とはまったく無縁であった著者が、気が付けばフルマラソンを完走するほどに走ることにハマってしまっていた。本書は、マラソン本＝ハウツーという常識を超えた、笑えるマラソンエッセイ。読んでいると、自分も少し走ってみようかなと思ってしまう一冊です。 MCL編集部（洸）
今日の一冊3184（2021/09/12）
