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オペラ記念日。1894年のこの日、明治以降日本では初めてオペラが上演されました。上演された演目はグノー作曲の「ファウスト」第一幕。ガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」でも、印象的な場面でこの「ファウスト」が演じられています。
1905年のパリ。オペラ座では謎の手紙が度々支配人のもとに届き、何者かが住み着いているのではないかという噂がまことしやかに囁かれていました。そんな中、音楽学校を卒業したばかりのクリスティーヌは新人にも関わらず舞台上でプリマドンナ(=オペラの女性主役)を演じる事になり…。劇中で怪人が引き起こす事件は、なんと執筆された当時実際に起きた事件がモデルになっているそう。一世紀以上に渡って愛され続ける怪奇小説の最高傑作。 MCL編集部(小)
今日の一冊2526 (2019/11/24)