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1968(昭和43)年の今日、戦後最大のミステリーと言われる三億円事件が発生しました。この事件は、多くの物証がありながら迷宮入りし、1975(昭和50)年に時効を迎えました。
「64（ロクヨン）」「半落ち」などで知られる横山秀夫による警察小説の傑作短編集。タイトルにもなっている「第三の時効」は、本書が出版された当時の殺人罪の時効15年を廻ってのＦ県警捜査第一課と犯人との駆け引き、そして驚きのラストが待ち受けています。ちなみに殺人罪の時効は、現在、撤廃されています。 ＭＣＬ編集部（吾）
今日の一冊2177(2018/12/10)
