図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
お人形のくつをはき、マッチ箱の中でねむる『まめまめくん』は、小さいけれどなんでもできた。そう、学校へ行くまでは。みんなと少しだけちがう子にエールを送る絵本。春まだ浅い山の中、冬眠から覚めたくまの子が「ええと ぼくは だれだっけ」と考える。自分が自分である喜びをうたった『くまさん』。
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広島に原爆が投下されてから、10年―。母・フジミとふたりで暮らす皆実は、会社の同僚男性と親しくなる。しかし、ささやかな幸せを感じる時、あの日の記憶が・・・。時代を超えてつながる大切な家族の物語『夕凪の街 桜の国 ノベライズ』。お母さんにひどい言葉を投げつけたまま、ひとりやってきた九州のじいじの家。祖父母が営む活版印刷所「文海堂」で、言葉を紡ぐこと、思いを伝えることの大切さに気がつく。主人公が自分と向き合いながら、気持ちを伝える方法を見つけていく物語『拝啓、お母さん』。
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相手に幸せにしてもらうのではなく、相手を幸せにするのではなく、自分の幸せを自分で作り上げる。それができる者同士が結び合うこと。それが結婚というもの。8人のお祝いスピーチで語られるもらい泣き必至の結婚小説『末ながく、お幸せに』。朝、目が覚めると戦争が始まっていた-。近未来、独裁政権下に生きる2組の男女。彼らの運命の先にあるのは、幸福か絶望か。世界の真実を炙り出す物語『R帝国』。凛として、たおやかに―。まだ何者でもない、何者になるのかもわからない、わたしと、あなたの、世界のはじまり。『スコーレNo.4』の女性たちはひたむきに花と向き合う。6つのこれからの物語『つぼみ』。
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