図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
かつて落語を凌ぐ人気を誇った講談は、戦後存続を危ぶまれるほどに演者が減った。今、最もチケットが取れない講談師は、なぜ滅びかけの芸を志したのか。二ツ目の神田松之丞が、張り扇片手に高座へ新風を吹き込む革命的芸道論『絶滅危惧職、講談師を生きる』。なぜ『能』は650年も続いたのか。世阿弥による「愛される」ための仕掛けの数々や、歴史上の偉人たちに「必要とされてきた」理由を、現役の能楽師が縦横に語る。ガーデナーとして注目されてきたターシャ・テューダーは実は料理人としてもピカイチだった。彼女の孫が、ターシャとのエピソードを交えながらそのレシピを紹介する『ターシャ・テューダーのファミリー・レシピ』。
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おたまじゃくしは大人になるとカエル。青虫はチョウチョウ、ヤゴはトンボ、ひよこはニワトリ、ボウフラは蚊になる。成長すると姿も名前も変わるのって、不思議で面白いね。ラストの意外性が楽しい『ぼくのおとうさんとおかあさん』。子ねずみがおかあさんねずみにお願いする。「ちょっとのあいだ、すきっておもって」。でもね・・・ちょっとのあいだなんて、すぐにすぎてしまう。ちょっとのあいだは綿毛がとぶまでになって、朝になり、夜ねむるまでになり…。幸福な時間をすごせる絵本『うまれてくれてありがとう』。
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何度もおしよせる、恐ろしくも不思議な世界…。全国各地の怪談ライブで、「実話怪談」の語りを続ける著者の33の怪談短編集『ひとり増えてる…』。 銭天堂をつぶそうと怪童をさしむけたよどみだったが、紅子と怪童との駄菓子勝負は引き分けに。我慢ができないよどみは、自ら紅子の店をつぶそうと、自分の分身ともいえる黒い招き猫を銭天堂に放って…。シリーズ最新作の『銭天堂 ふしぎ駄菓子屋 8』。
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