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「辞典」と聞くと文字ばかりのものを思い浮かべることが多いと思いますが、今回はイラストや写真が随所にちりばめられた眺めるだけでも楽しめるタイプの辞典を集めてみました。
まずは、季節や天候をあらわす言葉達を、雲・風・雨・雪・霧・光・色の7つのテーマにわけて紹介している『空の辞典』。美しい写真とともに綴られた言葉には日本の情緒があふれています。
「雑草という草はない」という言葉もありますが、確かに道端や野原の草花達にも名前はありますね。そんな普段意識することが少ない野草について写真とともに教えてくれるのがこの『草の辞典』です。食べられる野の草花を使ったレシピや、生活の中での活用法など実用的な内容も掲載されています。
野草とは反対に、日々の食生活に密接にかかわっている野菜。1年中目にするものから、ちょっと珍しいものまで、約180種の野菜を美しいイラストとともに紹介している『菜の辞典』。旬の時期・選び方・保存方法・食べ方・栄養素・効能効果なども掲載された辞典の名に恥じない内容となっています。ちなみに「辞典」と「図鑑」の違いをざっくりいうと、”主に言葉で説明している”のが「辞典」で”写真や画像が主な物”が「図鑑」となるようです。 MCL編集部(有)
三冊堂690(2024/12/12)