2024年 (令和6年)
12月29日(日)
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午後 6:00まで

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 せっかくの人生、実りあるものにしたいものです。『モタさんのクヨクヨ考えすぎる人の“心がラク”になるヒント』には、心の名医・モタさんが、複雑化した現代社会での会社や家庭での「快適に生きるためのコツ」や「マイナス」を「プラス」に変え心をリフレッシュさせてくれる意外なコツを、様々な例をあげながら紹介しています。「いつでも逃げ道を確保していく」、「ユーモアを心がける」、「思いやりと慈しみの心を持つ」、「好奇心をいだく」など、心がラクになるヒントがたくさん書かれています。

 次の一冊は『認知症でも心は豊かに生きている』。認知症医療の第一人者にして、自らも認知症であることを明かした著者が、学歴や職歴に関係なく、誰もがなり得る病気であること、そして認知症になったからといって人生が終わりになるわけではないのだということを、やさしい言葉で伝えてくれています。著者の名言・至言があって、その後に解説するスタイルになっているので、とても読みやすく、「認知症が不安な方」、「認知症になった方」、「認知症の人を支える方」の心を解きほぐし、前向きに生きる力を与えくれる一冊です。
 相田みつをの詩『いのちいっぱいじぶんの花を』は、「いのち」「自分」「夢」「希望」などをテーマに、約600ある作品から42編の詩を選び、質問に答える形で「相田みつを」をわかりやすく解説しています。どれも心にスーっとしみてくる詩で、読む人の心に届き感動と生きる力を与えてくれる作品です。 MCL編集部(天)

三冊堂586(2022/12/15)