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７月２１日～７月３１日は「森と湖に親しむ旬間」です。森や湖に親しみ、心身をリフレッシュしながら、森林やダム等の重要性について理解を深めることを目的としています。
おたまじゃくしの卵を両手一杯にすくったり、とんぼを指先に止まらせたり、木の実で髪飾りを作ったり…。『子どもと森へ出かけてみれば』は、八ヶ岳の麓に暮らす写真家で森の案内人（インタープリター）の著者による、森の春夏秋冬の記録。SNSやゲームでは得ることのできない五感を使った体験は、子どもたちの生き生きとした姿を写し出しています。
『日本木造遺産：千年の建築を旅する』は、「路上観察学会」でも知られる建築史家、建築家・藤森照信氏と、写真家・藤塚光政氏がそれぞれの視点から日本の木造建築を解説しています。木材を利用した先人の知恵と技巧に溜息がでる建築の数々。一体どうやって建てられたの？という外観の「会津さざえ堂」など、好奇心を刺激される建物が楽しめます。
迷宮の森へ迷い込んでしまったかのような、緻密なイラストの世界。『みち』は、虫眼鏡で拡大して隅々まで楽しみたくなる様なめいろ絵本です。本が積み上げられた様な形の家々の場面では、たくさんの人が思い思いの場所や姿勢で本を読んでいるのが何とも楽し気です。こんな場所で何をしているのかな？と思うような人や生き物たちがあらゆる場所に潜んでおり、イメージの森へと連れて行ってくれます。 ＭＣＬ編集部（は）
三冊堂513 (2021/07/22)
