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元プロテニス選手の伊達公子さんは、26歳で一度現役を引退しましたが、11年半ものブランクを経て、37歳で再挑戦し、現役復帰を遂げました。世界で活躍されたトップアスリートが自身の経験から、挑戦し続け、頑張ることの楽しさ、おもしろさを伝える『負けない！挑戦することは楽しいこと』は、挑戦するみなさんの背中を押してくれることでしょう。
ヘレン・ケラーは１歳半の時に、病気のため視力と聴力を失いました。真っ暗な、音のない世界に住むことになってしまったヘレンですが、言葉という存在を知ることで、闇と沈黙の世界から解き放たれます。『ヘレン・ケラーのかぎりない夢』は、ヘレンが生涯をかけて学び続け、挑戦し続けた姿を、絵本でわかりやすくまとめた一冊です。困難な状況でも、様々なことに挑戦し、自分の世界を広げるヘレンの姿に勇気をもらえます。
『元・中国人、日本で政治家をめざす』は、新宿・歌舞伎町で27年間、「案内人」として生きてきた李小牧さんが、2015年２月に日本国籍を取得し、同年４月に新宿区議選へ出馬するまでを記した自伝です。彼はなぜ、ほかの候補者が半年から一年もかけて準備を行う中、たった二か月間という短い期間で無謀とも思える挑戦をしようと思ったのか。なぜ、批判と罵声を浴びる覚悟をしてまで政界に飛び込もうとしたのか。挑戦することの大切さを学ぶことができる一冊です。 ＭＣＬ編集部（洸）
三冊堂448（2020/04/16）
