高校二年の夏にして学力は小学校四年生レベル。全国模試の偏差値は30で、英語はかろうじてローマ字が読める程度だった金髪ギャルのさやかが、塾講師である著者・坪田信貴から心理学を駆使した指導を受けてやる気に目覚める。I , my , me , mineを覚えるレベルから始めて、一年で英語の偏差値を40上げ、ついには最難関レベルの私立大学である慶應義塾大学に現役合格するまでの一年半を綴ったノンフィクション小説の『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』。子どもや部下を伸ばしたい親御さんや管理職に役立つノウハウも満載。頑張れば結果がついてくると勇気をもらえます。
独学で東大に現役合格した参考書作家が、入試への心構えと勉強の仕方を伝える『高校一冊目の参考書』。「参考書中心主義者になれ!」。勉強に不安を抱く高校生、田中真草は、趣味の古本探しで偶然訪れた「山陽堂古書店」との運命的な出合いから、受験への考えが一変します。勉強の心構えから参考書の使い方まで効率的な勉強法がわかる14日間の物語。本当に効率の良い勉強法がストーリーで楽しくわかる新感覚の参考書。著者が薦める参考書一覧も収録されており、受験生に即戦力となる一冊です。
中学一年の最初にもらった通知表は「オール1」。中学を卒業した時の学力は、漢字は名前しか書けず、英語の単語は知っているのが「BOOK」だけ。数学の九九は二の段までしか言えない。落ちこぼれだった少年が大人になり、偶然テレビで見たアインシュタインのビデオに触発されて物理を学び始める。中卒で働きながら猛勉強して超難関の国立大学に合格。奇跡の教師になるまでの涙と感動の物語を紹介した『オール1の落ちこぼれ、教師になる』。九九もできない男が相対性理論に感動する。そんなありえないような出合い、自分にも起きてほしいものです。 MCL編集部(し)
三冊堂433(2020/01/02)