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私たちは、学校の授業で日本の歴史を学んできましたが、中国や韓国の教科書と日本の教科書とでは、同じ出来事でも全く違う記述となっている箇所がたくさんあることをご存じでしょうか。『歴史認識の違いはこうして生まれる』では、縄文時代から第二次大戦後までの歴史について三国の教科書の違いを紹介しています。これだけ教科書の記述が違うと、隣国との歴史認識に違いがあって当たり前と納得できます。それぞれの国の子どもたちがどのような歴史を学んでいるかを知ることで、真の友好関係を築くヒントとしたい一冊です。
アメリカが北朝鮮と対峙する理由に近づくには、「そこに何らかのメリットがあるのでは?」という視点をもつことが重要と説く『感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A』。現代中国を専門に研究するジャーナリストである著者が、中国・韓国・北朝鮮と日本との間に何があったのか、何が起きているのかを、「北朝鮮」、「中国」、「尖閣諸島」、「靖国神社参拝」の四つを大きなテーマに、Q&A形式でわかりやすく、従来の日本のメディアではあまり接することのない視点で伝えています。
日本と、その隣国である中国、韓国、北朝鮮とでは、同じ東洋人が建国した国家でありながら、様々な点で大きな違いがあります。『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』では、その違いの源泉は儒教に由来しており、中国大陸の長い歴史のなかで、そこに住む人民を、そして周辺の国々を苦しめてきた元凶の1つであると強調します。本書は、道徳と倫理を捨てたとする儒教国家の中国・韓国への対応方法を明らかにし、日本人にアジア随一の先進国としての自覚を促します。 MCL編集部(吾)
三冊堂422(2019/10/17)