2024年 (令和6年)
11月24日(日)
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 総理大臣とは、どういう仕事なのか。日本という国で、平成という時代に総理大臣を務めるべきは、どういう人物か。ジャーナリストが、現政権のリーダーを16年前から取材し続け、そのやり取りを生々しく描いた『総理』

 田中角栄が注目される昨今、同時代を生き、角栄に「政治家というよりは哲学者か宗教家だなあ…」と評された大平正芳。「鈍牛」「あ~、う~」などと渾名された訥弁だが、21世紀の日本を見据えていた。そんな不世出の政治家を孫娘が秘話を交えて描いた『祖父大平正芳』
 ノンフィクションライターの小林は、与党元幹事長の佐竹から、現職の倉石総理の前代未聞の大スキャンダルを託された。戦争できる国家へと大きく舵を切る総理の暴走を止めるため、警察と公安、マスコミを巻き込んで、総理を追い詰める。作家が国のトップを描いた『総理に告ぐ』。 MCL編集部(士)

三冊堂287 (2017/03/16)