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まもなく父の日。大黒柱と言われながらも母親より影が薄く思われがち・・・。その背中で『父親』の存在を見せますか!
「D.I.Y.」ご存知でしょうか?「Do It Yourself!=自身でやる」の意。『家庭大工マニュアル』は、住まいのあちこちに起こる不都合をチェックし、自分でリフォームとメンテナンスを行うための解説書。水まわり、建具、電気器具、壁の塗装まで網羅し解説。基本的な道具の使い方も説明しています。台所の水漏れや網戸の張り替え、業者に頼む前に、お父さん、出番です!
原爆によってすべての身寄りを失った美津江。「自分だけが生き残って申し訳がない」と、自分に恋を禁じていたが、あるとき、ふっと恋に落ちてしまう。幸せになってはいけないと戒める自分と、幸せになりたいと願う自分の葛藤。そこに3年前に亡くなったはずの父・竹造が現れる。美津江の日々の話し相手として、彼女を楽しませ、ときに諭し、助言を与える。最後に被爆した日の“じゃんけん”の話で魂の再生を図る『父と暮せば』。美津江「こんどいつきてくれる」竹造「おまえ次第じゃ」
山崎隆幸、満60歳。健康状態良好、ただしコレストロール値若干高し。開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年退職。第二の人生は、毎日繰り返す退屈な昼間の散歩。ある日、見知らぬ男から声を掛けられる。同じ通勤電車に乗っていたらしい藤田さん(60歳)。その後、先輩定年組の町内会長の古葉さん(67歳)、江藤さん(65歳)、野村さん(62歳)、と散歩仲間が出来る。『定年ゴジラ』は、仲間たちとの交流、そして家庭の中で自分の「居場所」を見つけるまでの苦悩を暖かく描いています。 MCL編集部(敬昌)
三冊堂248 (2016/06/16)