2024年 (令和6年)
12月22日(日)
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午後 6:00まで

 この度、まぶさ(まくべつBOOKサポーター)として、東京藝術大学附属図書館の視察に同行してきました。

  まず、東京藝術大学出身の著名人と聞いて思いつくのが、葉加瀬太郎・坂本龍一・野村萬斎・伊勢谷友介・岡本太郎・フジ子・ヘミング等々世界で活躍する誰もが知っているであろう名前が出てきます。
 その東京藝術大学附属図書館は上野公園のいくつもの美術館やカフェを通り抜けた先にあります。十勝では味わうことのできない、そこまでの道のりは芸術を気軽に楽しめるおしゃれなひとつの街のようでした。

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 さて、附属図書館ですが、視察時は増築改装中とのことで、外観はベールに包まれていましたが、館内はとてもシンプルだけれど書庫は黒の壁がベースで蔵書の環境を一番に考えられている造りだということでした。書庫をつなぐ階段は、コンクリート調の白い壁で天窓から日の光が差し込む設計となっていてそこに学生さんが腰かけて蔵書を楽しむという空間があったりと、なんとも言えぬおしゃれさが際立っていました。

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 蔵書の数も33万冊以上(H25時点)で、例えば音楽のジャンルでいえば理論はもちろん声楽、リズム、指揮者、演奏家、楽器、伝記、そして楽譜の数もものすごく多い!幅広くて尚且つ深くまで揃っていました。

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貴重書も多く所蔵されている。右は、日本で最初に入ったと思われるバイエル。
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創立100周年と120周年に開催された貴重図書展の目録。芸術の歴史が垣間見られる。

kitahon20 geidai 01クラシック音楽を中心に収集されたレコード。特注の箱で保管している。
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クラウドファンディングにより作成した保管ケース。出資者の名前が刻まれている。

 
 蔵書のデザインもひとつひとつがおしゃれでついつい見入ってしまうほどでした。行事としても貴重資料やコレクションによる企画展示を定期的に開催するなど図書館もひとつの美術館のようで本当に素敵で居心地のよい空間でした。

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 この日は『ART BOOK FAIR in LIBRARY』という展示をやっていて、アートの本がたくさん並べられていました。ペンキまみれの作業着の学生さんが本を見に来ていましたが、それすらもおしゃれ!未来の芸術家の卵がここにはたくさんいるのだな~と思うと、ワクワクしました。

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取材・文:まぶさLED(ひより)