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1895年のこの日、富士山頂に野中測候所が開設されました。大日本気象学会の野中至が私財を投じて建設したもので、現在の気象庁富士山測候所の前身となりました。
富士山測候所は、「富士山頂や富士山測候所でしかできないことがある」という研究者たちの強い信念から、科学技術の発展や社会の変化とともに役割を変えながら現在も観測を続けています。富士山に関するニュースで危険な弾丸登山のことが取り上げられていますが、日本最高峰の富士山剣が峰（3776m）のすぐそばにある測候所の歴史について学んでから登山すると、単なる富士山登頂ではない感動が待っていることでしょう。 ＭＣＬ編集部（夢）
今日の一冊4267（2024/08/30）
