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大正15年のこの日、谷崎潤一郎と妻・千代子が離婚し谷崎の友人・佐藤春夫と千代子が再婚することを3人連名で発表しました。
この細君譲渡事件をはじめ、数々の強烈な逸話が残る谷崎ですが、その素顔はどんなものだったのでしょう?写真から伝わる貫禄に対して意外にも自身を評するキーワードは「はにかみ」だったのだとか。本書は文壇に名を残した文豪たちの人となりを、写真、本人が記した言葉、交流のあった文豪が語った姿の三つの「肖像」を通して紹介します。気になる人物の著作から読んでみたり、著作と人物の印象を比べてみたり、文豪を知る第一歩におすすめの一冊です。 MCL編集部(里)
今日の一冊4255(2024/08/18)