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756年、聖武天皇の遺品が東大寺蘆舎那仏に献納されました。後にこれを収納する為に建立されたのが正倉院です。
正倉院といえば、シルクロードを渡ってもたらされたペルシャのガラス細工など貴重な舶来品が収蔵されています。古来、異国からの舶来品はその産地を問わず「唐物」と呼ばれ、珍重されてきました。本書は唐物という“モノ”を通じて日本文化の変遷を追う一冊。現代でも海外ブランドの車や時計は憧れの的ですが、それは昔も変わらないのかもしれませんね。 MCL編集部(里)
今日の一冊3831(2023/06/21)