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今日は六(ろく)七(な)で「りょくない」の語呂合せで、緑内障を考える日です。緑内障の患者やその家族で作る「緑内障フレンド・ネットワーク」が制定しました。
日本緑内障学会で行われた大規模な調査（多治見スタディ）によると、緑内障と診断された人のうち、９割は何の自覚症状もないそうです。９割の人が何の自覚症状もないということに驚きます。目の機能は年齢とともに誰でも衰えていきますが、ちょっとした異変を「年だから仕方がない」と放っておくと、取り返しのつかないことになる場合があります。もし、単なる老眼ではなく病気だとしたら、早期の治療が必要です。また、目に一切の違和感がなくても、病気が進行していることもあります。緑内障、白内障、加齢黄斑変性、網膜剥離の早期発見法と最新の治療法を、実際の患者さんのケースをまじえてわかりやすく解説した本書。目の各病気であてはまる自覚症状をチェックできるページや症状が進むと見える見え方が紹介されています。本書に書かれている自覚症状がある方は一度、眼科を訪れてみてはいかがでしょうか。病気を早期発見し、進行を防げるかもしれません。 ＭＣＬ編集部（あ）
今日の一冊3452（2022/06/07）
