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今日は織部の日です。岐阜県土岐市が1988(昭和63)年に制定しました。1599(慶長4)年のこの日、千利休亡き後の豊臣秀吉の茶頭・古田織部が、自分で焼いた茶器を用いて茶会を開き、この器が後に織部焼と呼ばれるようになりました。
茶の湯や茶道といえば千利休が有名ですが、古田織部もまた日本の茶の湯の在り方を大きく変えた人物の一人です。千利休をはじめとする茶道を切り拓いた先人たちの教えを踏まえつつも、自身のオリジナリティを忘れずクラシックな茶の湯をポピュラーなものに変えていきました。織部焼と言われる古田織部自作の茶器にはどのような特徴があるのか、それまでの茶の湯をどのように変えていったのか。古田織部の茶の湯に対する思いを通して、日本の伝統の一つでもある茶道について知ってみるのはいかがですか。 ＭＣＬ編集部（羽）
今日の一冊3353（2022/02/28）
