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お見合い記念日。1947（昭和22）年のこの日、東京多摩川河畔で集団お見合いが開催されました。結婚紹介雑誌「希望」が主催したもので、戦争のために婚期を逃した20～50歳の男女386人（！）が参加したそうです。会場で相手を探し、終了後、最高３人までの身上書を申し込むとういう仕組みだったそうです。
さて、この本の主人公である小説家志望の「垂里冴子」は、お見合いを十数回経験しているが、毎回壊れてしまう縁談…。両親は今度こそと、父親の知り合いであるハンサムボーイを紹介する。お見合いの場でいつも事件に巻き込まれてしまう冴子だが、今回のお見合いは無事に終わるのだろうか？コメディタッチのミステリーです。 ＭＣＬ編集部（香）
今日の一冊2874 (2020/11/06)
