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1909年の今日、東京市がワシントンD.C.にソメイヨシノ2000本を贈ることを決定。贈られた桜は後にポトマック川畔に植えられました。
満開の桜並木が描かれた表紙が印象的な本書。高校生の主人公「僕」は病院内で一冊の文庫本を拾います。「共病文庫」と書かれたそれは、「僕」のクラスメイト・桜良(さくら)の日記帳でした。膵臓に病を抱え、余命幾ばくもないという桜良。家族以外の誰にも病気のことを打ち明けていない桜良は、秘密を知った「僕」と共に残された時間の内にやりたいことをやると決めますが…タイトルの「膵臓をたべたい」とは一体どういうことなのか。その答えは最後まで読むとわかります。 ＭＣＬ編集部（小）
今日の一冊2794 (2020/08/18)
