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1585年11月17日イングランド女王メアリー1世死去に伴い、妹のエリザベス1世が即位しました。
エリザベス1世を一言で言うなら「強運の女王」。母の処刑、反逆の疑いの幽閉、敵国スペインの無敵艦隊の襲来。人生のあらゆる局面で危機や災厄が次々に襲ってきても、その都度「運命は一切を転じて」エリザベスの利をはかり、イギリスはヨーロッパ列強の仲間入りをしました。王家が転換するたびにとてつもない人物が生まれ、ドラマが生まれる英国史。エリザベス1世のテューダー家、その後のステュアート家など、3王朝の変名の王家について名画に絡めた歴史物語です。豊富な絵画で親しみやすいイギリス王朝入門書になっています。 MCL編集部(紀)
今日の一冊2154 (2018/11/17)