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1904年、イギリスの文学者・小泉八雲がアメリカで『怪談』を刊行。「怪談」は八雲が妻で日本人の節子から伝聞した、日本各地に伝わる逸話や幽霊話を再編、独自の解釈も交えて文学作品として完成させたものです。
いつの時代も怪談話や幽霊のうわさは尽きないもの。こちらの一冊は小学生の女の子を中心に人気の怖い話を集めた児童書なのですが、普通の怪談本とは一味違う仕掛けがあります。お話を読み始めると最初はごく普通の怪談話なのですが、なんと途中のページから選択肢が現れ、読者に主人公たちの運命が委ねられます。正しい選択をすると無事ハッピーエンド。しかし間違えてしまうと……衝撃の結末はご自身の目でお確かめください。 ＭＣＬ編集部（小）
今日の一冊1560 (2017/04/02)
