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1885年、パスツールが開発した狂犬病ワクチンが初めて人体に使用され効果が認められました。
パスツールは医者の資格を持っていないただの科学者でした。しかし、彼は狂犬病だけでなく様々な病気(特に植物や動物の病気)の治し方を見つけています。なぜ彼は沢山の病気の治し方を見つけることが出来たのでしょうか?そしてどのような方法で直したのでしょうか?この本ではそれが簡単に説明されています。 パスツールの他にも天然痘のワクチンを開発したジェンナーや、破傷風の治療法を発見した北里柴三郎など全部で7人の科学者が紹介されているこの本。感染症治療の歴史だけでなく、彼らのひらめく力と努力、そして人々を救いたいという気持ちも感じられる一冊です。 MCL編集部(乃)
今日の一冊1290 (2016/07/06)