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おでんを食べるときに、「フー(2)フー(2)フー(2)と息を吹きかけることから、今日は「おでんの日」。
季節は少しずつ春にむかっているけど、まだまだ寒い北海道。寒い日にはやっぱり“鍋”が食べたい。ひとりでもよし、家族と、お友達と・・・。鍋を囲むと、身も心もほっこりとあったまる。古今の作家たちが“鍋”にまつわるあれこれを綴った37篇のアンソロジー。池上紀の『おでん恋しや』によると、辛子をつけて、熱いのをフーフーしたり、モグモグと咀嚼して、ゴクリと飲み込むときの顔つきからも、「おでんは、いたって幸福な食べ物」だという。うーん。確かに、アツアツのおでんをほおばる瞬間は至福のひとときである。さて、雪が解けるまでにあと何回鍋をしようかと頭を悩ませる。 MCL編集部(ふ)
今日の一冊1155(2016/02/22)