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書き初め。年が明けて初めて毛筆で書や絵をかく行事で毎年1月2日に行われます。元々は宮中で行われる行事だったのが江戸時代に庶民に広まり、現在の形になったそうです。
さてこの1冊。タイトルだけを見て「よくある筆ペンを使った書き方の本なのかなぁ」と思ったのですが、本の表紙を見ると「古代文字」「トンパ文字」とあり、ただの筆ペンのHow to本ではなさそうな雰囲気。実物を見たら納得して頂けると思うのですが、「トンパ文字」は絵文字と漢字の間のような「象形文字」の1種。それらをイラストなどと組み合わせてアートにした作品を多数掲載しており、どれも「古代文字」という言葉から想像がつかないくらいポップでキュートなものばかりです。書き方の基本になる線や円の練習方法やミニ字典も収録。今年の書き初めはちょっと趣向を変えて「トンパ文字」に挑戦してみては? MCL編集部(小)
今日の一冊1104 (2016/01/02)