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1808年の今日、ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』と第6番『田園』がウィーンでベートーヴェン自身の指揮により初演されました。
『運命』の冒頭のメロディーはあまりにも有名ですが、あの音色は鳥の鳴き声をヒントにしたという説があるのです。ベートーヴェン自身「鳥は偉大な作曲家である」と語ったと言われているそうです。クラッシック音楽に疎い私ですが、初めて好きになったクラッシック音楽がこの『運命』。冒頭のイメージが強いですが、第2楽章の優しい音色に涙を流してしまったほど。それから、6カ月ほど毎朝通勤時に聴いてしまいました。あの冒頭は、鳥の鳴き声をヒントにしたもの?!と思うと、読み終わった後には今までとは異なる名曲の鑑賞ができるはずです。楽譜の中に込められた作曲家のメッセージを読み解きながら、名曲の真の姿に迫る一冊です。 MCL編集部(は)
今日の一冊1093 (2015/12/22)