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新聞広告の日。日本新聞協会が1974(昭和49)年に制定。
日本で最初に新聞広告が出されたのは、幕末時領事館に住む外国人が発行していた新聞に掲載されたものでした。それは1867(慶応3)年、横浜元町に横浜氷会社を設立した中川嘉兵衛が出したものでした。「私の店にはパン、ビスケットがあります」という内容で、文字のみの広告でした。この本では、新聞広告で見る明治から平成までの暮らしの変遷がわかるようになっており、「食べもの」、「お菓子」、「インスタント食品」、「飲みもの」、「調味料」と私たちの暮らしに身近なもので5巻シリーズとなっています。その当時の流行、物価、戦前・戦中・戦後における広告の違いなど、新聞広告には時代を映す鏡のように当時の状況がとてもよくわかります。新聞広告を通して、タイムトラベルを楽しんでみましょう! MCL編集部(修)
今日の一冊1030 (2015/10/20)