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今日は「大阪ずし」の日。大阪ずしは生魚を使わず、お年寄りにも安全・安心であるとして、「敬老の日」であったこの日が記念日とされました。
「大阪ずし」とは、大阪の箱ずしを指すことが多いとのこと。北海道のすしといえば、飯ずし。日本各地にはその土地ならではのすしが多彩にあり、各地の風土がよく現れている食べ物のひとつです。著者は別の関連本でも「すしには、さまざまな種類がある。それを実感するのは旅に出たときであろう。」と解説しています。私も本著に掲載されている高知県の「田舎ずし」の珍しさと美味しさが忘れられません。魚ではなくミョウガやシイタケなどの山野菜を使い、すし飯はユズ酢を使ったもの。すしのルーツや、各地の聞き慣れないすしの解説を読んでいると、風土の違いを楽しめると共に、旅をしたくなる一冊です。 ＭＣＬ編集部（は）
今日の一冊0995 (2015/09/15）
