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冒険家の日。世界初の五大陸最高峰登頂(モンブラン・キリマンジャロ・アコンカグア・エベレスト・マッキンリー)を成し遂げた植村直己。大学時代に登山を始めた植村のあだ名は、よく転ぶことから「ドングリ」。
登山の厳しさと自分の体力不足を知り、毎日10㎞の山道ランニングと一人で国内の山を登るトレーニングを続けました。そうした経験を重ねるうちに、大学卒業後は外国の高い山に登りたいという思いを持つようになり、地道な努力、入念な準備の末、偉業を達成しました。将来的に日本で野外学校を開いて、自分が体験してきた自然の素晴らしさや厳しさを子どもたちに伝えることを夢見ていた植村の想いは叶いませんでしたが、植村の意思を継いだ人たちによる「植村直己・帯広野外学校」として、冒険に挑むことの素晴らしさは今も青少年に受け継がれています。 MCL編集部(ちか)
今日の一冊0979 (2015/08/30)