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日本古来から伝わる二十四節気の雨水。今年は今日がその日。雨水の日に雛人形を飾ると「良縁に恵まれる」と言われています。
暮らしとしきたりを知り尽くした96歳・生活評論家の吉沢久子さんが、四季折々にお目見えする和菓子を、12カ月の歳時記とともに紹介する暮らしのエッセイ本。「雛人形はすぐ片づけないとお嫁に行けなくなる」と言われる由来など、和菓子を楽しむときのちょっとした話題になればという著者の願いがこめられた・・・ほのかな甘みに彩りを添え堪能させてくれる一冊です。
※二十四節気=一年を太陽の動きにあわせて二十四にわけ、ほぼ十五日ごとに名前をつけたもの。
※雨水=厳しい冬の間に降っていた雪が雨へと変わり、川や池の氷が解けだす頃という意味。 MCL編集部 (Yu)
今日の一冊0787 (2015/02/19)