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1883年のこの日、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導のもと、7色刷りの日本初の天気図が作成されたことから、天気図記念日。
日本の気候は四季の変化に富み、雨や雪がたくさん降ることから、その日の天気は多くの人にとって気になるものです。また日本の歴史を振り返ったとき、桶狭間の戦いや元寇では、雨や台風が大きな影響を及ぼしたと言われています。気象予報士でもある著者は、当時の資料を丹念に調べながら、歴史的出来事と天気の関係についての新解釈を試みます。日本史への新たな発見とともに、気象災害が発生する仕組みについても学べる一冊です。 MCL編集部 (ちか)
今日の一冊0784 (2015/02/16)